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​​導入プロセス

​図書館、文書館、博物館等に保存されている資料は大量脱酸性化処理は欠かせない資料保存対策の一つです。同処理を実施される際、まずは必要な準備と具体的な工程についてを予めご確認頂く必要があります。ブックキーパー脱酸性化処理の導入についてご検討頂く際は以下をご参照の上、お問い合わせ下さい。

​基本事項の確認・事前の準備!

  1. ブックキーパー脱酸性化処理の特徴とプロセスの概説に伺いますので、お問い合わせ下さい。

  2.  書籍や公文書、手書きの資料等、対象となる材質や形状によって費用や作業期間が異なります。

  3.  脱酸性化処理(長期保存)が必要な資料の優先順位、脱酸性化処理の対象範囲についてご検討下さい。

  4.  脱酸性化処理を希望される資料の配架順リスト(エクセル等)をご準備下さい。

​状態点検作業の確認

  1. 配架順リストを基にした状態点検用リスト(エクセル)を予め準備し、ノートPCを持参します
    ​※リストを事前にご準備いただけますと大変助かります!

  2.  2名1組が書庫内で対象資料を点検し、資料の形状、保存状態、重量等をリストに記録します。 
    ※1日に点検可能な冊数は、図書なら300 冊〜600 冊程度、簿冊なら100~250 冊程度です!

  3.  作業完了後、状態点検作業の結果(エクセル形式のリスト等)をお客様に提出いたします。

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​​費用明細および実施計画

  1. 状態点検作業の結果リストには脱酸性化処理の対象や対象外となる材質等が記載されています。

  2. 同リストには対象資料の形状、材質、損傷状態とともに、簡易補修の必要性等が記載されています。

  3. 状態点検作業結果には脱酸性化処理、簡易補修、輸送等の費用明細が記載されています。

  4. ご予算、資料の状態等に応じて、リストから発注範囲をお決め下さい。

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​見積りサンプル

​資料の発送(お客様で資料を発送頂く場合)

  1. 状態点検作業の結果を元に、必要な輸送用コンテナの数量をお客様に発送いたします。

  2. 配架順に対象資料取り出し、書籍の背を下向きにしてコンテナに収納し、両端を緩衝材で固定します。

  3. 各コンテナに収納した冊数を「資料発送リスト」に書き込み、1番目(最初)のコンテナ入れます。

  4. 封印具で各コンテナを封印し、各コンテナに着払い伝票を貼付し、埼玉に発送して下さい。

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​コンテナ

箱詰め
固定
記録
確認
施錠
発送準備

​輸送手順

脱酸性化処理の実施

  1. 工場に到着した各資料はバーコードを用いて脱酸性化処理システムに登録します。

  2. システムにはお客様名、コンテナ番号、各資料の損傷箇所等に関する簡単な情報を記録します。

  3. 処理する上で弊害となるような損傷を呈する資料に対しては簡易補修作業を実施します。

  4. 脱酸性化処理を実施し、作業完了時には脱酸性化処理済みシールを貼付します。(サイズ・有無の選択可)

  5. 社内における品質管理基準に適合していることを確認した上で、納品日程を取り決めます。

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​資料の返却

  1. 返却の際は担当者様に資料数量をカウント頂き、過不足がないことをご確認頂きます。

  2. 脱酸性化処理の品質証明書、簡易補修報告書(簡易補修がある場合)、納品書等を提出します。

​その他

  1. ブックキーパー脱酸性化処理をお試しになりたい場合は少量のトライアルサービスもございます。

  2. 図書館、文書館、博物館等の専門機関向け工場見学会を随時開催しております。お問い合わせ下さい。 

  3. 輸送用コンテナへの収納、再配架などを委託される場合は別途ご相談下さい。

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