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​脱酸性化処理

酸性紙の中和処理

貴重な資料を

​次世代へ

​簡易補修

資料の補修と製本

状態の改善

​利用の拡大

​コンサル

保存環境の改善

より良い収蔵

​安全な展示

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酸性紙の中和処理
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資料の補修と製本状態の改善利用の拡大

​コンサル

保存環境の改善より
良い収蔵​安全な展示

​お知らせ

※​旧社名「株式会社プリザベーション・テクノロジーズ・ジャパン」から新社名「キハラ・プリザーベーション株式会社」へ変更しました。

紙は多くの繊維から成り、適度なしなやかさと丈夫さを兼ね備えています。しかし19世紀中頃(国内では明治20年代後半)から大量生産がはじまった酸性紙は、酸性成分によってその繊維が分解され、場合によっては粉砕するように劣化します。酸性紙とは、書籍や雑誌、新聞などの印刷用紙や、わら半紙などの筆記用紙で、大正時代や、特に戦前、戦後の紙は非常に脆弱です。

 

脱酸性化処理とは酸性紙の酸を中和する技術で、紙の寿命を3倍から5倍に延長させる効果があります。当社のブックキーパー脱酸性化処理はかけがえのない現物資料の長期的な保存に貢献します。

 

酸性紙の劣化は化学反応であるため目には見えませんが、ゆっくりと、そして絶え間なく進行します。図書館や文書館、博物館などが所蔵する本や書類を1冊でも多く次世代に残そうとする取り組みは、偏りない情報を未来へ伝えようとする作業にほかなりません。

私たちの取り組み

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脱酸性化処置が必要な材質かを判定し、併せて補修の必要性について確認するため、事前の点検作業を実施します。

ブックキーパー脱酸性化処理では、紙資料は処理液に満たされた処理層の中で、ページの隅々まで脱酸性 化剤がいきわたります。

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​​簡易補修
Conservation

破れの繕いや綴じ直しなど、利用性を高める補修を提案いたします。

​​そもそも酸性紙とは?ブックキーパーってなに?

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​酸性紙とは?

紙は植物繊維から成り、適度なしなやかさと丈夫さを兼ね備えています。しかし、木材パルブを材料とし、抄紙工程において硫酸アルミニウム(ロジンサイズの定着剤)が混ぜられた印刷用紙、新聞用紙、筆記用紙といった酸性の洋紙は、繊維を構成しているセルロースが酸性化によって加水分解され、柔軟性を失うとともに、場合によっては粉砕するまで劣化します。

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​ブックキーパーってなに?

当社が提供するブックキーパー脱酸性化処理とは、酸性紙の酸を中和し、紙資料の長期的な保存を実現する資料保存の一つで、米国ピッツバーグに所在する Preservation Technologies L.P.(PTLP)によって 開発されました。ブックキーパーなら書籍、手稿、地図、楽譜、パンフレット、新聞などを安全に脱酸性化し、現物資料の寿命を長期にわたって延長します。同技術では、図書館、文書館、博物館等から資料をお預かりし、埼玉の工場にて脱酸性化処理を施した上で返却するプロセスが基本となります。

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